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ドコモ「パケット定額制」の行方

ドコモが、6月よりFOMAで「パケット定額制」を開始します。

月額3900円(税込4095円)。
auの月額4200円(税込4410円)の対抗策ともいえる料金設定です。
auはCDMA 1x EV-DOを導入したからこそ、できた料金プランだと説明していました。
ドコモはパケット効率に優れたシステムである「HSDPA」導入後に、定額制に踏み切ると見られていました。
しかし、業界の予想を裏切り、現行のシステムで定額制を始めます。
「ネットワークの負荷は大丈夫なのか?」
素人でも、そんな疑問がわいてきます。EV-DOは音声とデータ通信部分が別なのですが、FOMAはそれらを共有しています。定額プラン利用ユーザーが、増えてきたとき、「音声がつながらなくなるのではないか?」「メールが遅延するのでは?」。 いま、FOMAユーザーが少ないからとはいえ、今後、FOMAの品質が落ちるのではないかと不安は募ります。

果たして、そんな危険なことまでして、定額制に踏み切る必要があったのか?
私は、「もうしばらく待っても良かったのでは」と思います。
いま、auでパケット定額制を始めていますが、まだ40万契約に届くか届かないかのレベルしかありません。auの好調ぶりはパケット定額制が主な原因ではなく、端末、サービス、料金プラン、その総合力によるものです。

ドコモが定額制に踏み切るのはいいのですが、それによって、品質がさがり、「FOMAって使えない」という口コミが広がったら、もうドコモ復活の道は閉ざされてしまうことでしょう。

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どうする?ドコモ 04年03月純増数

電気通信事業者協会より、04年03月の事業者別契約者数が発表されました。

NTTドコモ  41万2800増
au  47万5700増
ボーダフォン  9万9400増
ツーカー 9600減

注目すべきは「1年でケータイが最も売れる時期もauがトップだった」ということでしょう。ここ1年ほど、auの好調さが目立ちますが、3カ月前ぐらいにKDDI関係者のひとに話を聞いたとき、「そうはいっても、最大の商戦期である3月はドコモさんがトップなるでしょうね」と謙遜しておりました。
いま、最も勢いのあるKDDI関係者も「3月はドコモが首位になる」とおもっていただけに、この結果は業界にとって、「予想外」というかかなり「ショック」とも言えます。
なぜなら、この3月、ドコモの積極的な攻勢は、過去に類を見ないモノでした。

・252iシリーズ、505iシリーズの「1円での販売展開」
・若者割引などの展開
・900iシリーズのラインアップがほぼ出揃う(Dを除く)
(長谷川京子CM・広告の大量投下)
・パケット通信定額制の導入発表
(発表直後からCMや広告でも告知)

特にパケット通信定額制の導入は、数週間前から大手経済紙にリークするなど、公式発表前から消費者への認知活動に余念がありませんでした(しかも、リーク記事掲載は、NやSHの発売直前という用意周到さ)
店頭販売価格は、旧機種に至っては1円や数千円レベル、新製品も若者割引などを使えば、かなり手頃になっていたようです。

これほど頑張ったのに、純増数ではauに及ばない・・・・。
ドコモの置かれた状況はかなり深刻だと思われます。
一部には、「定額制導入で変わるはず!」というかたもいるかも知れません。
その定額制の可能性は次回、ふれようと思います。

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