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しっかりせい! JR東日本

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中身の薄い記者会見ではありましたが、関係者を捕まえて、取材をしてきました。
それによると、3月から始まるフィールド実験は、JR東日本、ドコモなどの関係者200名を対象にして行われるとのこと。
実は、JR東日本は昨年2月から8月にかけてJR東日本の関係者だけでフィールド実験を行っており、今度の3月から始まる実験は2回目ということになります。1回目は、Suica定期券の代用になるかの実験のみが行われ、主に、改札で使えるかどうかが検証されたとのこと。2回目では、定期券機能だけでなく、乗り越した分を自動精算したり、電子マネーとしてキオスクやコンビニで使えるかどうかの検証が行うようです。つまり、いまのSuicaカードと同等のことができるかの実験です。

以下、感想。
なるほど。ずいぶんと念入りに実験するなぁ、と感心する半面、「時間かけすぎだろ!」と突っ込みたくなる衝動に駆られました。確かに、交通系サービスと言うこともあり、一挙に数百万人が使い始める可能性があります。だから、念入りに実験するという考えは分かります。しかし、1回目の実験からすでに1年、さらにもう1年を費やして実験をするというのは、のんびりし過ぎている気がしてなりません。
同じく交通系サービスを提供する航空会社である全日空と日本航空は、すでにおサイフケータイによるチケットレスサービスを実現しています。予約からチケット情報のダウンロード、電子マネー(もしくはクーポン)、マイレージとの連係も可能です。全日空vs日本航空。まさに切磋琢磨して、ユーザーへの利便性向上のために競争しているようかに見えます。
しかし、JR東日本には競争相手がいないせいか、のんびーりマイペースで開発を進めているようです。JR東日本関係者からは、「他社に負けるかも」という「焦り」とは無縁のようです。JR東日本関係者の話を聞いていても、厳しい競争をしているドコモ関係者との温度差を感じました。2006年に番号ポータビリティを控えるドコモにとって、なんとしてでも1日でも早くモバイルSuicaを導入したかったはずです。
民営化して、見事に成功したJR東日本ではありますが、この環境に「競争相手」がいれば、さらにいいサービスをユーザーに提供していたのではないでしょうか。

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モバイルSuica導入に向けた記者会見

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「モバイルSuica導入に向けた記者会見」に行ってきました。
出席者はJR東日本・大塚社長、NTTドコモ・中村社長、ソニー・安藤社長という豪華な顔ぶれ。
しかも、案内通知が前日に届くなど、ちょっと期待せずにはいられない会見でした。ほかのマスコミも同様のようで、
テレビカメラも10台ほど来ておりました。
で、発表の内容といえば、「2006年1月からサービス開始します。そのために3月からフィールド実験します」
たったこれだけ。社長が3人も揃っていたので、なんとなーく、盛り上がっている感じにはなっていましたが、実際の所、中身はかなりうすーいものでした。
で、気になったのが、その開始時期。これまで2005年秋と言われていたのですが、結局、2006年1月にずれ込んでしまいました。で、これに関してJR関係者に問いただすと「うちはそんなの言っていない!2005年度後半と言っていたはずだ!」とのこと。2005年秋というのは、ドコモルートから流れてきた情報だったようです。
マスコミ関係者はいずれも2005年秋だと思っていたため、「おいおい!」というのが素直な感想です。

会見中、ソニー安藤社長が「日経トレンディの2005年ヒット商品予測では、『おサイフケータイ』が1位になっていました!みなさん、期待してください!」といっていたものの、あのランキングって、「2005年秋にモバイルSuicaが始まる」という事実が前提にあってのランキングだったんだと思います(あの企画には携わっていないので、誌面を読んだだけの推測ですが)。これでは2005年に「おサイフケータイ」がヒットするのは難しいかと思われます。
今年のケータイ業界は、「モバイルSuica」ぐらいしか盛り上がるサービスがなかったので、それがずれてしまっては、ケータイライターとしても、飯の種がなくなって困ってしまいそうです。

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